キウイ
キウイはニュージーランドのシンボル、キーウィ(kiwi)に因んで命名された
キウイの栽培は比較的簡単です。雄雌の苗を植え、ツル性植物なのでツルをうまくツル棚に這わせれば10月から11月ごろに収穫できます。1株から1000個もの果実を収穫できることもありますが、人工授粉と摘果を行ったほうが、糖の低下と酸の増加があまり進まないので食味がアップします。キウイは木になっている状態では熟しません。収穫した直後は、実も固く酸っぱいので美味しくありません。収穫後、エチレンガスを出す種類のりんごなどと一緒に置くことで熟して美味しいキウイになります。
キウイはビタミンCの含量が高く、その含量はアセロラ、グァバ、レモンに続き、4位の柿と並ぶほどです。また、果物の中では珍しく、クロロフィルを含みます。クロロフィルは整腸や解毒作用、癌や貧血の予防、またコレステロールを下げるとされています。
キウイの糖度は大体が10~16%程度になり、酸度は1.1~1.6%程度のものが出回っています。
キウイの酸度(目安値)
グリーンキウイ ニュージーランド産 | 1.55% |
ゴールドキウイ アメリカ産 | 1.17% |