イチゴ
イチゴは、一般的に糖度が高く酸度が少ない
イチゴはバラ科の多年草。一見、イチゴは果実だと思われていますが、イチゴは果実ではありません。
果実だと思われている部分は花托(かたく)と言われる植物の茎が厚くなった部分。実際、イチゴの果実にあたるのはツブツブの部分なのです。栽培の後半において糖度が低下すると酸味が強まり食味や低下します。
イチゴには様々な種類があり、ここ最近では白いイチゴや非常に色が濃い黒いイチゴまであります。主
に、冬から夏先にかけて採れます。ビタミンCが豊富で、5、6粒も食べれば一日のビタミンC所要量100mgを満たせるほど。また、ポリフェノールの一種、アントシアニンが含まれているため、抗酸化力が高く、美容にもよいフルーツです。
イチゴの評価をする際に、糖度、酸度は最も重要です。
糖度は8から10%程度のものが多く、酸度は0.7~1.0%のものが主流です。しかしながら、イチゴの滴定法での酸度測定は簡単ではありません。イチゴは着色の為、中和滴定では分析者の経験が必要となり、また時間もかかってしまいます。
新鮮さ、食味、色、大きさなどが、一般消費者の購入時のポイントになっています。
イチゴの酸度(目安値)
あまおう | 0.95% |
とちおとめ | 0.71% |
さちのか | 0.87% |