チーズ
チーズは健康にも美容にもうれしい食品。高齢になると骨密度が減少し、「骨粗しょう症」にかかりやすくなります。若いときからカルシウムを多くとることが重要です。
チーズはとってもヘルシー
チーズにはカルシウムが多く含まれ、その吸収率も他の食品に比べると高いので、カルシウムを摂取するには最適な食品といえるでしょ
う。またチーズにはビタミンAやビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり、ビタミンB2には細胞の成長を促進させ、素肌をイキイキと保ってくれる働きがあります。これらのことからチーズには美肌効果があるといわれています。
チーズの塩分は少ないものから多いものまでさまざまです。たとえばプロセスチーズでは、1回に食べる量で考えると、チーズ1切れ
(20g)に0.6g くらいの塩分が含まれます。ナチュラルチーズは、製造過程で食塩を加えていますが、その目的は味つけと有害菌の繁殖をおさえ正常に発酵熟成させるためです。食塩を減らすと熟成がうまく進まなくなり保存性も落ちてしまいます。ブルーチーズやパルメザンチーズなどは食塩が多く含まれていますが、1食あたりでは多くありません。プロセスチーズの塩分は製造時に添加するものではなく、原料のナチュラルチーズに由来しています。塩分の少ないチーズとしては、クリームチーズ、カッテージチーズ、モッツァレラチーズなどのフレッシュチーズがあげられます。
ブルーチーズ | ゴーダチーズ | カッテージチーズ |
【チーズの塩分測定にお勧めの製品は】
塩分値をより精確に測定したい場合には、希釈をして測定することをお勧めいたします。なぜでしょうか?それは、電気伝導度という原理上、サンプルに電気を流して測定するため、分子がぎゅっと集まっているような濃度の濃いサンプルほど、希釈をし、分子同士を放してあげることで塩分が検出しやすくなるためです。希釈して測定するには、PAL-SALTがお勧めです。
ただ、塩分値云々ではなく、いつも同じ塩分値かどうかの確認や、
ロットごとのバラつき具合、また染み込み具合などを見たい場合には、チーズに直接挿して測定するタイプの塩分計PAL-SALT PROBEをお勧めいたします。
目的に合わせてお選びください。
測定方法:
①チーズを10g細かく切ってください。
②そこに水を90g入れてよく攪拌してください。
③チーズにもよりますが、塩が水に溶け出してくるタイミングを見て(概ね30分程度)液体部分をすくって測定してください。
ちなみに、チーズの乳酸の酸度を測定したい場合には、ポケット酸度計がお勧めです。
お気軽にお問い合わせください。
「チーズ」の塩分(目安値)
カッテージチーズ | 1.0% |
カマンベールチーズ | 2.0% |
クリームチーズ | 0.7% |
ゴーダチーズ | 2.0% |
パルメザンチーズ | 3.8% |
ブルーチーズ | 3.8% |