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01
人間工学を追求
人間工学に基づき、「使いやすさ」「わかりやすさ」を追求した。まず、従来の「細長い」形状の光学系から進化し、バランスの取れた形状の糖度計の開発に成功。細長い形状は不安定で、サンプルが載せづらい欠点があったが、PALは「持ちやすさ」にこだわり、「使いやすさ」においてグッドデザイン賞を受賞するに至った。そのほか、産業大賞、技術大賞を総ナメにし、TV・雑誌にも登場を繰り返している。
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02
アシンメトリーが創り出す
隙のないレイアウト
世界最小のボディの中に、世界初、世界最高の技術がたくさん詰まっている。筐体、パネルシート、サンプルステージ等に施された曲線は全て異なりつつも、同時に見事に調和しており機能美という言葉が脳裏に浮かび上がってくる。また、事実上の最大の利点は、たった2つのボタンに限定された解り易い操作機構に尽きるだろう。片手で持ち、親指だけの仕様で、校正と測定が完了するその設計は、余計な機能をそぎ落としたボクサーの体のような隙の無いレイアウトが窺い知れる。
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03
利き手に関係なく
しっくり収まる
利き手を問わないユニバーサル仕様。毎日のように手に取ってほしいから、右利きと左利きの双方に使える設計を追求した。手に取ってみるとしっくり収まる感覚がある。人の手は、骨と筋と関節が稼働部を複雑に造り出している。その研究は、未だ見ぬ機械の使い易さの部分に貢献するであろう覚信に変わり、外寸と外観は人間工学を基調としながら、黄金分割を意識した美しさにまで繋がった。
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PALシリーズは、発売以来、実に15年間の間、
時代の変化に合わせて常に進化を遂げ、他社の追随を許さない技術革新を続けてきた。
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PALの挑戦
屈折計PALシリーズからの展開として、5年間で別原理の製品を4種類開発。チタン電極塩分計、非破壊光センサー、フルフラットpH計、屈折・チタン一体糖酸度計、まさにPAL(パル)の意味する友達仲間のごとく新機種開発・展開を行ってきました。
ABSからPBTへ
海外のケミカルメーカー様からの「ABSのボディのため溶剤を長年測定すると、ボディが解けて買い替えなくてはいけない。溶剤に強いボディーだったらもっと嬉しいんだけど。」とのリクエストをきっかけに、ケミカルの世界でも腐食せずに使えるPBTに進化を遂げました。
接液部はSUS316Lへ
従来、クロムメッキだったサンプルステージは、2015年当時難しいといわれていたSUSのミムキャストが可能になったことで、各種媒質に優れた耐食性があるSUS316Lに進化しました。
0.2mmを解消する拘り
元々クロムメッキのダイキャストの限界であったサンプルステージとプリズムの0.2mmの段差は、材質をSUS316Lへ変更したことでフルフラットに改善できました。これは、拭き易さと粒度の小さいサンプルの入り込みを防止し、使いやすさと衛生面の向上に繋がりました。
機能美と造形美の追求
世の中の3次元CADの技術進化に伴い、PALの筐体も、その稜線をより美しく成型の金型を削る事が可能になりました。アタゴは世の中の技術に追随する形で、常に最先端の技術を用いて、美しさ、使いやすさにこだわっています。
10年間の研究
ユーザビリティーの一つ、幅広いシーンで安心して使える防水等級IP65を保つための命綱である電池蓋。防水性と使いやすさの両面を10年間研究し続けて今の電池蓋に進化を遂げました。
暗い現場でも使える
冬の雪道で、融雪剤の濃度測定をされているお客様からの要望をきっかけに、液晶表示部は暗い現場でもはっきり読み取れるバックライト付き仕様に進化しました。