観賞魚用の飼育水

観賞魚などの飼育に水道水を用いる場合、水道水中の残留塩素を除去しなくてはなりません。熱帯魚やメダカ、金魚などと言った魚類全般、エビなど水辺の生き物はカルキに対する抵抗力が弱く、また塩素は飼育生物の排せつ物などと反応して有毒物質を生成することがあるので、それを防ぐためにも残留塩素を除去しなくてはなりません。
残留塩素の除去

カルキ抜きをする方法は何通りかありますが、塩素中和剤（カルキ抜き剤）を使用するのが手間もほとんどかからず簡単です。ただし、カルキ抜き剤の主成分である『チオ硫酸ナトリウム』は、魚たちにとって有害物です。カルキ抜き剤の投入量を誤ると魚を弱らせ、あるいは死なせてしまうことがあります。

チオ硫酸ナトリウム（カルキ抜き剤）を適切な使用量で使うことは、水槽や生体に最適な環境に整えることができます。
説明書に規定された量を使うとよいでしょう。

多すぎる場合
レッドビーシュリンプなどの神経質で敏感なエビなどは影響が出やすいと言われています。デリケートな生体などへの使用は特に気を付けましょう。また、急な水換えは生体にもかなり負担がかかるため、大量にカルキ抜き剤が入ってしまわないように事前の対策が大切です。

少なすぎる場合
水槽内のバクテリアが死んでしまい、生体の排泄物に含まれるアンモニアなどを無毒化する力がなくなるため水質が悪くなり、生体が衰弱します。水質が悪化すると悪臭も発生します。また、雑菌の繁殖により魚が病気になる可能性も高まります。

チオ硫酸ナトリウムの入れすぎを
簡単に予防できます！ PAL-69S ポケットチオ硫酸ナトリウム濃度計

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POINT

器械全体がいつでも
きれいに保てる衛生設計
サンプルステージ周辺はサンプルがこぼれにくく拭き取りやすい造形美。

POINT

デザイン PALは「持ちやすさ」にこだわり、「使いやすさ」においてグッドデザイン賞を受賞するに至った。そのほか、産業大賞、技術大賞を総ナメにし、TV・雑誌にも登場を繰り返しています。

POINT

温度に合わせて
測定値を補正するATC 環境に応じ、自動的に測定値の補正が行なわれる機能を見直し、徹底改良。世の中にない機構（特許取得済）を実現。環境温度やサンプル温度が変化しても気にせずそのまま表示値を読むことができます。

POINT

水洗い可能な防水仕様

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人間工学に基づいた斬新で使いやすいデザイン

人間工学に基づき、「使いやすさ」「わかりやすさ」を追及しました。まず、従来の「細長い」形状の光学系から進化し、バランスの取れた形状の糖度計の開発に成功しました。細長い形状は不安定で、サンプルが乗せづらい欠点がありました。PALは、「持ちやすさ」にこだわり、「使いやすさ」においてグッドデザイン賞を受賞するに至りました。

「使いやすさ」だけでなく、衛生面でも大きな特徴が生まれました。グリップなどの分割されたパーツを「不採用」とすることで、危険な雑菌の繁殖の温床となる溝部分を減らす設計になったのです。それでも雑菌の溜まりそうな溝は器械にはつきものです。そこでアタゴは器械全体の「丸洗い設計」を提案し、PALに採用しています。

さらに、新技術の「外光誤測定防止機能（ELI機能）」を搭載し、屋外での測定も安心です。従来の形態性を持つデジタル糖度計は、窓際・屋外では誤測定値を表示してしまう「危険性を持つ」計測器が主流でした。アタゴはELI機能を開発し、仕様現場の全ての声を製品開発に反映いたしました。

液晶ディスプレイ

測定値は大きくて見やすいデジタル表示。測定時の温度と電池残量も表示されます。

STARTキー

一番使用するスイッチなので位置一番推しやすい位置に配置。

NFC通信

近距離無線通信にて測定履歴を取り込めます。

プリズム

傷がつきにくい光学ガラスを採用。

サンプルステージ

SUSの採用でサンプル温度がプリズム温度に早く馴染み安心して使用できます。優れた耐食性を誇るSUSを用いています。

ZEROキー

ゼロセットは水を載せて押すだけ、手間いらず。

ストラップ取り付け穴

お気に入りのストラップも取り付け可能。

ポケット糖度計 PAL-69S
通常価格￥34,650

観賞魚などの飼育に水道水を用いる場合、カルキ抜き剤として使用されるチオ硫酸ナトリウム（ハイポ）は入れすぎると水槽内の生物に悪影響を与えます。PAL-69Sはデジタル表示で簡単にチオ硫酸ナトリウムの入れすぎを予防できます。

測定範囲	チオ硫酸ナトリウム： 0.0 ～ 20.0%
分解能	チオ硫酸ナトリウム： 0.1%
測定精度	チオ硫酸ナトリウム： ±0.2%

飼育水のpHを
簡単に測定できます！

PAL-pH

ポケットpHメーター

観賞魚の
飼育用水

観賞魚用の飼育水

飼育水は、飼育いていくうちに様々な要因で水質が賛成やアルカリ性に傾いたりします。pHが傾くと、生体や水草に悪影響が出るなどのトラブルの原因になります。一見透明できれいな水に見えるために魚にとって悪い環境になっていることに気がつかないことがあります。pH計で定期的に測定することが大切です。
生息環境によって
異なるpH値

一般的なアクアリウムでは、ｐＨ値６～７の弱酸性とｐＨ値７～８の弱アルカリ性の範囲で魚を飼育します。できるだけ元の環境に近い水質、pHに合わせてあげることが大切です。魚はｐＨ値の急変に敏感で、ｐＨ値の急変によってショック状態になることがありますので注意が必要です。